クラゲ姫という映画と嫌韓思想の似ているところ。
この記事は韓国のことが嫌いだ!という人を批判するものです。
ちなみに自分は韓国のことが好きなわけではないです。
先日、海月姫という映画を見てきました。
少女漫画が原作と聞いて納得のふわふわした展開ですが、
能年さんがかわいいので見てよかったです。
その映画の中で能年ちゃんがよく
「おしゃれ人間だ!」
という言葉を使います。そして、おしゃれな人間を見ると拒絶反応を起こして固まります。
この拒絶の仕方に、今の嫌韓ブームと似たものを感じました。
未知のもの、知らないものに対して、恐れを抱く。
劇中の能年ちゃんがおしゃれ人間を嫌う根本的な理由は
自分がおしゃれじゃないという自覚があるからです。
私は、ここで日本が悪いから韓国を嫌うのはおかしいということを
言いたいのではありません。
問題の一側面しか見れてない視野の狭さを言いたいのです。
歴史的な経緯はいろいろあり、難しいです。
そこは、ほかの人に議論を任せます。
今の嫌韓ブームの中で、自分が一番の問題だと思うことは
ナショナリズム的な感情を煽って、人気を得たり、
お金を産もうとしている人がいるということです。
橋本さんと在特会の会長の桜井さんが過激な口論を行いました。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=RiywljDQFRs
この口論の後、桜井さんの書いた本はamazonでランキング1位になりました。
名前すら知りませんが最近よくニコニコのランキングで見ます。
http://www.nicovideo.jp/user/26267705/video?sort=v
そういった俗物たちの金儲け、人気取りのために
韓国が嫌いだ!と言ってる人は動員されているのです。
もし、あなたが○○だから韓国人のことが嫌いだといえるのであれば、
それは妥当な意見だと思います。
しかしそうではなく、なんかの記事を流し読みした後
「やっぱ韓国って糞だな」って思ったのであれば、
あなたはあなたの嫌う韓国人とおなじになってしまうのでは?
あなたの嫌う「政府に動員されて反日になった韓国人」と同じに。